近くに揖保川があり、お馴染みのお素麺はこちらが産地と知りました。

点心席はあやめを眺めながら。
上布をまとっておかもちで点心を運ぶ姿にご当主の行き届いた美意識を感じます。

永富家の御当主が毎年、あやめの時期に茶会をなさいます。
大家の貴婦人の佇まいの御当主、この度の席主は林屋晴三先生ということで快気された先生のお点前が拝見したく伺いました。お道具は濃茶は古いもの。お薄は新しいもの。先生の茶の湯の世界をあらわしています。濃茶席の床は一休の「龍吟」お馴染みの光悦の主茶碗、、、何より先生のお点前は今の先生の瞬間をあらわす覚悟と厳と慈のあるお姿で先生との二十年が頭の中を駆け巡りました。お薄席の大床のホウバもたっぷりとゆたかでした。

よくよく見ると下地が薄いのが特徴？川邊りえこ

花の美しさにまさるものなし川邊りえこ

広島の海苔の三国屋さんのお海苔は最高です。香り、切れ、味わいの三拍子の揃う海苔。松川さんの名物、しめのご飯のトッピングも三国屋さんです。
先代も文化人で当時の包装紙は田中一光です。ふと、掛かっていた書がまことに趣きがありました。

地方都市に建築家の施設があるということはその都市の文化度をあげることに繋がっていると思います。
都市では感じない現代建築の意義を垣間見ました。
広島のゴミ処理場。
地元の方が見てほしいという場、見たくなる場！ゴミ処理場が！
広島は丹下健三の平和記念公園、村野藤吾の教会、イサムノグチの橋など見どころにあふれています。