発見

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素敵な串揚げ屋さん。
こういうこだわりのお店は東京にないわ!

いつしか

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虫の音、京都はすっかり秋になっていました。庭のホトトギスを杉本さんの瓶子に。

スートラ

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シェルカウイ演出による「スートラ」は、面白いステージでした。少林寺の僧侶たちとシェルカウイ、そして気鋭の音楽家による演奏。
本来は僧侶であって、音楽に合わせて動くことに慣れたパフォーマーではない彼らと、同じ呼吸で舞台を作り上げるために、音楽家たちは紗幕の向こう側から舞台を透視。同期された音と動き。
空間と身体の関係を表現するアーティスト、アントニー・ゴームリーによる箱は、僧侶達によって転がされ、倒され…。大量の木の箱は集合体としての同調を奏で、ひとつだけの鉄の箱は、集合体に与える特別なサインを奏でていたよう。10代半ばから20代半ばまでの僧侶達の中に、1人だけ6歳の子供。
大量の木の箱の中に、ひとつだけ鉄の箱。大勢の東洋人の中に、1人だけ西洋人。
西洋人の考える身体芸術から、東洋の少林寺が芸術を超えるものとして映り、生み出されたであろうこのインスタレーションは空間構成とともにとても興味深く思いました。

http://www.parco-play.com/web/play/sutra2016/

くらま会

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長い歴史を誇る銀座の旦那衆の会、くらま会。旦那衆が自分の芸で天狗になるということからの由来です。
毎年恒例。今年のおおとりは生徒さん。素晴らしい鳴り物入りの演出でアッパレでした。こうした風習を若い方々に是非とも引き継いでいただきたいものです。

シン・ゴジラ

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初めてゴジラ拝見。

ヒットの理由は庵野監督の起用と豪華キャスト、今の日本が抱える意識と重なるということのようですが、あらためて、初作をみますと、約60年前の当時、社会問題となっていた核実験に着想を得て製作されたと今更ながら知りました。それから半世紀以上がたってもその問題は変わらず、人間にとっての60年の経過は長い歴史からみるとほんの一瞬で、変わること変わらないことはパラレルに流れているのだと考える映画でした。