根来ごろごろ紹鷗茶事 2016年4月4日 室町時代末紹鷗の時代に名物を見に来られたお客様を堺衆がおもてなしする利休以前の茶礼をという趣向の茶事に招かれました。隠れテーマは「利休にきかんでおこう」 ご本人をあらわす鈍翁の「茶狂」からはじまり、空海と神宮、天照の勧請、825年まさに神仏習合の本席の床。 趣味のいい選びぬかれた古美術のハーモニー。室町時代再現の菓子やお料理。印象的だったのは四頭の茶の形式。何から何まで行き届いた亭主の動きと知識。茶事は美のオーケストラ。 関西の文化の土壌は深すぎると感じた会でした。