ヤンリーピン

彼女は雲南省の少数民族に伝わる歌舞を調査、収集しながら歌自慢、

踊自慢の若者をスカウトし、踊りに対する情熱と失われつつある少数民族の

文化への思いをかたちにしたのです。

「ありのまま(中国語で『原生態』?)の少数民族の姿を舞台にのせる」

ことをテーマとして2003年8月にはじまり、この「シャングリア(雲南映像)」の成功は

伝統的な民族芸能を軽んじる傾向にあった中国国民に意識改革をもたらしたのです。

彼女のソロ「月光」は月に漆黒のシルエットが精霊のようで美しく

目がはなせませんでした。