2008年8月アーカイブ

人体に文字を書く。

金の顔料、銀の顔料をぬる。

みるみるなまなましい体が、金属の物体のようになっていく。

金は古代。銀は未来。

金銀の色のもつ力を強く感じた。

金箔、銀箔屏風は光をとりこむ機能だったことを思いだした。

文字を重ねると息をしているかのように文字に命が宿った。

文字は生きているのだ。

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林屋晴三先生から電話があり、作品を見にスタジオにいらしてくださるとのこと。

先生が館長をされている美術館の展覧会がおすすめとのことで、お迎えかたがた拝見。


月のようであり、おひさまのような、力強くて豊かな白い壺が入り口にたたずんでいた。

現代の作家さんが、このような心に刻まれるような作品をおつくりになるとは、、、

うれしさで感激。勇気をいただきました。

この白い造形に添う「書」を書いてみたい。


「月壺」とはまさに!なんと美しい名が、、、。

この壺に枯れ竹の川瀬敏郎氏のインスタレーションのみごとなこと。

緊張感ある陰影の気品高い展示に背筋をただされました。


「月壺」
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練習をはじめました。全身の血が勢いよく流れだします。


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一時間での特急セッティング。

カセットコンロでのメニューはナス、万願寺青唐、ジャコのバジルマリネ。

タコのグリーンサラダ。

干海老と海苔のまぜ豆腐。

エリンギとチキンのローズマリーグリル。

玄米おにぎり。

いなりずし。

とれたて枝豆ビシソワーズ。

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