2010年3月アーカイブ

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毎日、空輸される新鮮な魚貝がなんと銀座で!!
烏賊そうめんを漁師風に卵と雲丹につけていただくことからはじまり、東京ではありえない牡丹海老の新鮮で大きくその甘さといったら、、、。帆立、ホッキ貝、、、生きたダイナミックな素材は細胞を元気にいたします。オープンしたばかりです。
小樽「政寿司」
中央区銀座1-7-7POLAGINZA10F
03(3562)7711
http://www.masazushi.co.jp

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行ってまいりました。日本での公演は二年ぶり。
ヤンリーピンの活動と彼女の妖精のような佇まいに惹かれていたのですが、昨年の二度の雲南への旅で少数民族の民族性は身近に、より深く眼に映り、昆明でのヤンリーピンとの出会いで更にその存在は大きくなりました。
そして、今回の雲南映象(シャングリラ)は二年前より、進化していました。新しい演目の「竹子笛」にはかなりインスパイアされました。表現方法は違えど、天意を伝える原始の民族性ということのテーマが同じなので、こんなにも共鳴するのでしょう。
しかし、ヤンリーピンの舞は比類ない美しさ。指先に至るまで精霊が宿っています。

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太秦一帯は古代から秦氏が本拠地としたところ。秦氏は渡来系の技術者集団ともいわれています。その地にある蚕の社とも言われる「木嶋座天照御魂神社」 は京都市内では最古であり、日本としても最古の神社のひとつにあげられています。神紋が「賀茂葵」であり下鴨神社の前身で賀茂氏と秦氏の繋がりが、うかがえます。
本殿の左側に元糺の森があり、今はかれてしまっている元糺の池がありそこには三柱鳥居があります。三輪山の三ツ鳥居と共に埋もれている古代の謎のひとつです。その三角が示す方位はすべて秦氏ゆかりの聖山をさしているのです。古代の禊の場はまさに埋もれていました。

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光る水面を眺めながら静かに奥嵐山にすすみます。
かつては趣のある別荘があったのでしょう。
聳える岩盤の奥には角倉了以の別邸だった「星のや」を訪れました。
京都市内でお食事をして、気分転換に、ほどよい距離でした。木々と碧水とは何と心和むものでしょう。

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窓の外には気持ちのいい景色が広がっていました。

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美味しいものいただきました。あたたかくガッツのあるお料理、パスタはすべて手打ちです。元気になりました。

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今回、はじめて往復したトルコ航空のビジネスは快適でした。BAのファーストなみのコンパートメントで完全なフルフラット。手足を伸ばしきってもまだ広々としています。
お食事もシャンパン、アミューズから始まり、前菜は白いクロスのかけられたワゴンで十品からのセレクション。もちろん全部でも。デザートワゴンも盛り沢山。レストランのような丁寧なサービスです。カトラリーや食器もしっかりしています。朝食はルームサービスのように、ジュースはホームメードキャロットなど数種からメニューをチェック、卵料理も選べます。アメニティーは「L'OCCITANE」。ファーストクラスはさらに広いコンパートメントでキャビアと羽毛布団サービスがあるそうです。日本の航空会社、かなり負けていると思いました。

偶然、現地でお手伝いいただいたスタッフの方に機内でお会いいたしました。トルコでかなりインタビューかどがテレビで報道され、新聞記事もかなりの数と言われました。「PERFECT・PERFORMANCE」と書かれていたと知り、駆け抜けたこの十日間が蘇り、嬉しくなりました。
今回、ながい時間をかけて実現まで結びつけた大使をはじめとする方々、そしてワークショップ、舞台を作りあげて下さった多くの皆さまに深く感謝を申し上げます。

柘榴

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トルコでは、撓わに実った柘榴をその場で搾ってくれるジュースがいたるところにありました。ほろ苦い柘榴のお味を最後に堪能いたしました。

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最後の夜は「コーヒー占い」女性は占いにワクワクします。打ち上げ会の後、若手で街に繰り出しました。ようやく異国感を味わえました。

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ようやく、四箇所でのミッションを終え、都市に戻ってまいりました。
やはり、パークハイアットは落ち着きます。モダンな中に各都市らしさの演出のあるところが好きです。快適な客室には飲料用のお水がでるガラスの洗面台がありました。バスタブがクラシックの深いタイプで、ブックスタンドとLIGHT THERAPYのリモコンが新鮮でした。

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数々の芸術が生まれ、人々は人生を謳歌した紀元前の都市エフェス。

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二回目の公演は六メートル×二、六メートルの和紙に神代文字を書きました。
一回目の公演では漢字を書いたのですが、どちらにしてもトルコの方々には見知らぬ造形なので書きたいものを書きました。パフォーマンスの折りに全く緊張しないのがいつものことで、三回目の1300人の劇場では緊張したいのですが、、、、どうなるでしょうか?
公演後のカクテルで、「何だかわからないけれど涙がでてきました」 「この世でひとつだけの貴重な存在」「書は瞬間の美なのですね」 などといろいろコメントをいただきありがたく、嬉しくなりました。

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ブルサの小学校は緑美しい丘に囲まれた豊かな環境の中にありました。アトリウムのある立派な校舎は学校のイメージを超えていました。

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14世紀にはじめられたというトルコの伝統芸能の影絵芝居を県知事さんが特別の時間にお招きしてくださいました。
操り人形の影絵芝居はカラギョズといいます。当時この芸能をはじめたといわれるシェイフ・メフメット・キュシュテリが靴の底の革を使って作ったのでこの大きさになったそうです。色も綺麗で一人の方が声と動きを操ります。

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トルココーヒーはかなり濃厚です。チャイはガラスの独特のグラスとソーサーで出てきます。
以前こちらにまいりました折りに気に入ってコーヒーをつくるセットとチャイのグラスセットをもとめましたがいつしか使わなくなっていました。
こちらでは風土になじんで素敵にうつります。食後にコーヒー占いをしていただいて大変に盛り上がりました。作法とコーヒーによってできる模様の解析が深いのです。

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昨日は午前にテレビ局の取材。午後から書のワークショップ。夕方にはパフォーマンスのリハーサル。本番の公演は22時15分終了。
本日は朝早く出発でアンカラから温泉もある、オスマン朝、最初の首都であるブルサへ。アナトリアの中では緑が豊かな古都です。
到着後、県知事、市長、区長への表敬訪問に。どちらにも、トルコと日本の国旗が掲げられており、あらためて眺めると、トルコは月と星。日本は太陽。この繋がりに日土の縁を感じました。
大使がご一緒なのでパトカーの先導で移動です。

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アンカラの小学校で書のワークショップをいたしました。学校中がカラフルでどこの壁にも絵がかけられており、カフェのような売店まであり自由と情緒を大事にしている教育を感じました。四年生と五年生の教室でしたが皆、お行儀がよく、丁寧に色紙とTシャツの作品を仕上げていきました。この後、プルサとイズミールでもワークショップをしていきます。

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日土友好120年の文化交流公演で土耳古(トルコ)にやってまいりました。
東西文明の接点であるトルコの大地には古くから多くの民族が駆け抜けてきたのです。首都であるアンカラの町を眺めていると紀元前からの歴史が廻ってまいります。

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