茶馬古道、麗江の空港でお茶がこのサーバーで出てきた。
上の部分に茶葉を入れ、好みの頃合いでボタンを押すと下にお湯が落ちる優れもの。
ほしいなと思っていたら昆明の空港で販売していた。日本には何故ないのかしら?
2009年11月アーカイブ
8メートルの大きさ和紙に麗江の約100名の寄せ書き。
くるっと巻いたものがトンパ文字の「和」。どちらの国の子供たちに共通しているのがもっともっと書きたいという気持ち。
トンパ紙に日本の子供たちが書いた「和」の横にそれぞれのトンパ文字が添えられ、サインされた名字はやはりほとんどが「和」。
空を行き来し戻ってきた作品を品川の学校に届け、ミッションが終了した。
悪友から水素のサプリを進められた。一時、水素水が流行ったが続かなかった。これはサンゴカルシウムが原材料となり主成分はカルシウムとマグネシウム。偏頭痛対策としてのマグネシウムのサプリは定期的にとっているので、これは続くかもしれない。
実業家と思っていた恩海光さん!シェフだったとは、、、自由人で体当たりで成功しても立ち止まらない生き方が素敵な光さん。また原点に戻るところもまたステキ!11月はじめにオープンした虎ノ門の「バルタパス」へ。
昨日もタワーの光が消える時間まで打ち合わせ。
どこに行っていたのか?
どのくらい時がたったのか?
時空の感覚がわからなくなるのが桃源郷か?
帰国後、打ち合わせがありいきなり現実に舞い戻る。
骨董に詳しいお弟子さんが昆明の骨董ビルをさがしあて、文房四宝のフロアへ。日本にはない、水牛の角で作られたもの、漆に螺鈿のものを入手。嬉しくて今回、ついて来てくれた方々にお揃いのものをプレゼント。
なんと思いもかけず昆明にいるはずのないYang Lipingに会うことができた。大感激!
昨年の日本での公演の月光と孔雀の指先から足先までの特別なオーラを思い出す。
間近で会う彼女の佇まいは静かで気品が溢れていた。
バルセロナのサクラダファミリア?トルコのカッパドキア?ディズニーシー?
人生で初めて見る造形には目を瞠るものだが、、本物がフェイクに見えてしまうのは、、、、?
チチカカ湖で高山病の苦しさは体験しているが、麗江では同じく標高が高いが霊氣で全く酸素の薄さは感じない。
おととしから始まったライフワークの子供書道ワークショップは昨年のパリに続いて今年は麗江。
「愛」を世界の子供たちと書き繋いでいく。
天と地をつなぐ筆。
書のすばらしさを伝える。授業の最後には
「書で大事なのは心」
と皆、叫ぶようになる。
「晏俗淳風楽太平」
安らかな習わしと純粋な風俗はまさに太平を楽しむにたるものだという唐詩がこの村の人々にぴったりだと思い書いた。
揚子江で一番、川幅が狭い場所。虎が岩を渡るといわれる所。
木肌を20元で!
お弟子さんからの可愛い差し入れ。
バルセロナの金太郎飴だと、、。世界に三店舗。日本では中野にあるという。
色とりどりの中にフルーツの絵が。
そのお味はなんとその小さい世界にその絵のとおりの、、、。
感激!
http://www.papabubble.com
とうとう3日間のワークショップが終わり、第二延山小学校の五年生の作品が出来上がった。
色紙の作品は麗江の小学生たちへの贈り物。
もう一つは千年もつというトンパ紙には半分に書き添え、トンパ文字を書いていただき日本に持ちかえる。
8メートルの巨大な和紙には寄せ書き。
いずれも今回練習した文字の「和」を皆、瞑想してイメージをして心を込めて書いてもらった。
平和、縁の和、ナシ族の大半の方々の名字である「和」。
子供たちはもっと書きたいと、。。色紙は芸能人みたいでカッコいいから買ってまた書く。と自信をもって張り切っていた。
全校生徒の家族構成まで把握し、あたたかい眼差しと深い識見と情緒をもつ宮下和子校長先生への感謝とともに麗江へと向かう。
今日から3日間、品川区立第二延山小学校の五年生約100名に書道のワークショップ。今週末からの麗江の小学校との交流の作品制作と名前のデザインを特別指導。
感激したのは「書道って何だと思う?」の問いかけに手を上げた生徒が「人の心をあらわすもの」と完璧な答えをした。そして、「作品は沢山書くよりも一枚目がいいのはなぜ?」に「一枚目は真剣だから」と、大人のわたくしの弟子達も答えられるかなと思うようなことを言うのだ。
皆、立派な作品が出来上がった。
サインがほしいと子供たちが並んで照れてしまった。わたくしのサインでは申し訳ないので、好きな言葉も書き添えた。「光と闇」「花」「勝」いろいろなことを言うので面白かった。
美味しい給食までいただき、新鮮な1日だった。
このこんもり盛られた葱の下にはなんと!
ぶつ切りの「ふぐ」が。
歯応えがあって新鮮!
このお皿は約30センチはあるので、この葱の量は圧巻。
ふぐは赤坂の「い津み」がおきまりで、ことにふぐ雑炊は絶品。
あとは大好物のふぐの生の肝を出してくださる内緒のお店が毎年の恒例。
このぶつ切りふぐが名物という赤坂の「大友」でご馳走になる。はじめてのお店だ。
メニューもぶつ切りふぐ、目の前で丁寧に焼かれる焼きふぐ、白子、唐揚げ、お雑炊で締め。ひれ酒で至福のひととき。
ふぐちりを省略して下さるところがさすがの通の方だと感激。ごちそうさまでした。
ルブタンの赤がGLASSになると、、、のコラボ。
ヒールが透明で美しい。
これでシャンパン、楽しく盛り上がります。
お花に囲まれてPIPERを。
http://www.lililayuli.com
昨日は京都お稽古の後、「緒方」でお食事のはずが気分が悪く泣く泣くホテルに倒れるように戻った。
しかし、驚いたことに最上階に天然温泉があった。
京都の街並みを見渡す露天風呂もあり、岩盤浴まである。ラウンジで寛げて手作りのフルーツジュースが美味しかった。
客室もなかなか快適で、お水が地下水からの汲み上げで用意されている祇園辻利の緑茶にもあう軟水で飲料可ということにもまたビックリ!
ハイアットが出来てから京都の宿泊が快適になったが今回はカメラマンの方より、オススメというホテルに初挑戦したのである。価格もとてもリーズナブル。
温泉は11時から23時までなので普段の行動パターンでは入れそうもないが今回のように、やむなくお夕食がいただけずホテルに戻ったら思わぬサプライズだった。
ホテルモントレ京都
http://www.hotelmonterey.co.jp/kyoto
こちらはリボンではなく、なんとシートベルトで作られたバック。
製造工程で不用になり廃棄されるシートベルトをリユース。
友人の建築家が持っていたのを見て「ステキね」と言うとギフトだったということで「どこの国のものだろう?」と、、。珍しいお品なのかと思いきや、レースカーのお店で発見!更に神戸にある日本のブランドであることがわかり、また嬉しい。
いろいろな形や色があり、とっても可愛い。
お稽古バックにピッタリ!
Odds & Ends
http://www.odds-ends.net
国学院での神道研修の授業ではじめて知ったのが神道の神典が「古事記」となったのが江戸末期。それ以前は「日本書紀」だったということ。
本居宣長が35年かけて研究した成果の「古事記伝」が世にでてはじめて、やまとことばによる先人の日本語、そして心が理解されて「古事記」が読めるようになったそうだ。
それゆえ、明治になってからは神社の御祭神の名前は「古事記」に登場する神様に書き替えなければならなくなったという。
なんと、神様にも失礼なことだと思った。
「古事記」を読まれるなら新潮日本古典集成のものがおすすめ。付録の神様の名前の釈義が詳細で面白い。