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国学院での神道研修の授業ではじめて知ったのが神道の神典が「古事記」となったのが江戸末期。それ以前は「日本書紀」だったということ。
本居宣長が35年かけて研究した成果の「古事記伝」が世にでてはじめて、やまとことばによる先人の日本語、そして心が理解されて「古事記」が読めるようになったそうだ。
それゆえ、明治になってからは神社の御祭神の名前は「古事記」に登場する神様に書き替えなければならなくなったという。
なんと、神様にも失礼なことだと思った。
「古事記」を読まれるなら新潮日本古典集成のものがおすすめ。付録の神様の名前の釈義が詳細で面白い。