基金

雅藝日本文化交流基金

雅藝日本文化交流プログラムの開始

伝統文化は限られた世界だけで享受されるものではありません。古来よりすべての人が個性の表現を通して“美”をとらえてきたはずです。日本の精神文化を 見つめ直し、“日本の美”を後世にまた世界中の人々に伝えていかなければなりません。

日本雅藝倶楽部では、「知る」ことから「伝える」ことへと進化させたいと考えるようになりました。

生活文化とたしなみ、ひいては日本の美意識やもてなしを、日本の空間から、道具から、人から伝えていけたらという願いから、日本雅藝倶楽部設立10年目 を迎えようとしていた2004年に、日本の伝統文化を知りたいと思う海外の方々や青少年や子供たちを対象とした国際文化交流活動やワークショップの開催 をスタート致しました。

<過去のワークショップメンバー(国際交流)>

  • 株式会社エルメス 代表取締役会長(2001)
  • ロシア留学生グループ(2001)
  • メゾンエルメス調香師グループ 香席(2004)
  • フランス大使館文化参事官 アンドレ・シガノス様(2004)
  • アメリカ大使館東京アメリカンセンター館長(2004)
  • イタリア大使館文化担当館 カルヴェッティ・パオロ様(2004)
  • メキシコ大使館商務部 セルジオ・インクラン様(2004)
  • イタリア国立東方学研究所 シルヴィオ・ヴィータ様(2004)
  • エチオピア大使コアング・トゥトゥラム・ドゥご夫妻(2006)
  • ハワイ現代美術館パトロングループ(2006)
  • シャネルYCA(Young Concert Artist )パトロングループ(2007,2008,2012)
  • デンマークフレンドシッププログラム

 

雅藝日本文化交流基金の設立

雅藝日本文化交流プログラムのスタートと共に、雅藝日本文化交流基金を設立し、文化交流活動やワークショップ活動の継続と活性化に 努めております。

基金は川邊りえこ個展での作品売上げ収益の他、日本雅藝倶楽部メンバーによるチャリティオークションの売り上げからの募金に よって成り立っています。

それを元に、第一期雅藝日本文化交流基金奨学生を迎え、書や茶の湯、陶芸において新鮮な才能を開花させました。

<文化交流活動>

雅藝MEETS
  • 2004年<京都 銀閣寺>
  • 2005年<中国北京 釣魚台国賓館>
  • 2006年<東京国立博物館>
  • 2008年<日仏交流150周年記念> フランスパリ 国立ギメ東洋美術館、パリ日本文化会館
  • 2009年<中国雲南>
  • 2010年<日土友好120周年記念> トルコ/アンカラ、ブルサ、イズミール
  • 2010年<ミャンマー>
  • 2010年<東京 明治神宮>
  • 2011年<スリランカ>
  • 2012年<ロシア>
  • 2012年<横浜三渓園>

 

  2008年日仏交流150周年記念、2009年日土交友120周年記念という節目の年に外務省を通じて、パリ、トルコにて川邊りえこが書のパフォーマンスを開催する舞台を頂く機会を得、ワールドツアーが始まりました。
  また同時に、日本の子供たちはもちろん、世界中の子供たちが日本文化に触れる「こども捜索塾」や「子供ワークショップ」を開催しています。
  筆・墨・紙で生み出すことができる「書」の力は偉大です。世界中の子供達がはじめて持つ筆、はじめて書く「愛」という文字。書に向かう時の子供たちの真剣な眼差し、キラキラと輝く笑顔は何物にも代えがたい、世界の平和、友好の証ではないでしょうか。
  今後も書が解き放つ力で、世界中に「愛」を広げていきたいと考えています。

<世界の子供の 「愛」 プロジェクト>

2007年 こども創作塾(はじめ塾 小田原)
2008年3月こども創作塾(川邊りえこアトリエ)
 7月こども創作塾(川邊りえこアトリエ)
 8月子供書道ワークショップ(昭和女子大学・オープンカレッジ)
 12月子供書道ワークショップ(パリ日本文化会館)
2009年11月子供書道ワークショップ(東京品川区立第二延山小学校/雲南省増明小学校)
2010年3月子供書道ワークショップ(トルコ/アンカラ、ブルサ、イズミール)
 12月子供書道ワークショップ(ミャンマー/ヤンゴン)
2011年7月子供書道ワークショップ(スリランカ)
2012年9月子供書道ワークショップ(ロシア/サンクトペテルブルク)

Rieko Kawabe Art Works

イメージ画像

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