2014年4月アーカイブ


ご縁のあるラグジュアリーブランドのサイト用の撮影。海外からの視点は新鮮です。「書」を本来の意の如く解放したい私の思う視線と同じくなる瞬間を感じます。インタビューもまた深く、まだ書けないのが残念ですが、再認識させられる機会をいただきました。出来上がりが楽しみです。


お濃茶です。
画期的な出し方に感激!早速試してみましょう。


片面が白、片面が赤。
その名は月日貝。
天は粋な采配をなさるもの。
「月日貝」
西のお空はあかね色、あかいお日さま海のなか。
東のお空は真珠いろ、まるい、黄色いお月さま。
日ぐれひ落ちたお日さまと、夜明けに沈むお月さま、逢うたは深い海の底。
ある日、漁夫にひろわれた、赤とうす黄の月日貝。
<金子みすず>


美吉野の山辺に咲ける桜花雪かとのみぞあやまたれける<紀貫之>


天武天皇、役小角、義経、後醍醐天皇、西行、、、金峰山はかくも歴史の人々と時間を綴ってきました。
蔵王大権現さまの秘仏に相対すと古代の見果てぬ力の奥行きに目眩すらおぼえます。


急に思いたった吉野ゆき、幸運なことに竹林院が一部屋だけとれました。
以前、訪れた時、目にした、秀吉から贈られた元信の芭蕉の葉の屏風が印象的でした。こちらは、そもそも聖徳太子が開山した椿山寺だったといわれ、庭は利休、庭先にはこれまた秀吉から花見のお礼の椿の木が今も尚、赤い花をつけ吉野の歴史を語っているかのようです。

椿

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素敵な椿をいただきました。見たことのない、小さな一重、葉も珍しい細さで何とかわいらしい。茶花にぴったりです「天倫寺月光」という銘とのこと。

椿はまさにシャネルのカメリアというべき艶やかな西洋を感じるものから茶室にふさわしい日本的なものまでの幅広い種類には驚かせられます。一輪でも存在感があり私は薔薇はあまり好きではありませんが椿からは目が離せません。


今までの人生で一度だけ「雪月花」の場面に遭遇したことがありました。等々力不動さまでお香の会をしていた時でした。本堂の脇の窓が屏風絵のような一面の桜、そして満月。卯月ですのに雪も舞い降りてきたのです。
「雪月花」は四季の風雅な景物としてとらえられていますが、宮廷文化のころは珍しい取り合わせとして遊戯的な設定や連想で好まれました。伝統的ないい方の「月雪花」が好きです。
そうしたことをつらつら思い出した今宵の桜と月でした。


妙心寺の退蔵院の紅垂れはまさに満開。特別拝観させていただきました。


池の畔の澤乃家さん。二部屋の風雅なお食事処。しゃぶしゃぶのランチいただきました。

うらうらと小波たちぬ池の畔、花筏眺む野の遊びかな


今日は灌仏会。
今年は野で摘んだ菜花を。


大空におほふばかりの袖もがな春咲く花を風にまかせじ


バースデーにいただいた餃子グッズ第二弾、餃子ブルース聞きました。餃子の会のBGMにしましょう。
ストラップとiPhoneスタンド。関東の方々からは引かれています。


もう一人のお客様、カカちゃんのお背中には桜の花びらが、、、


そしてお隣さんはお野菜を持ってきてくださり、急遽のお花見の宴がはじまりました。


淡路の沼島のひじきさんと石垣島のアーサーの酢の物。食感に大根を散らしてみました。磯の香りがいっぱい。

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熊谷守一の薄墨。


青空も夜空も似合う桜。こんなに人を喜ばす桜。桜は枯れずに散るので永遠という。

花椿

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今月の「大夢」さんのデザートは椿のきんとんでした。


ニューヨークサイズ
@ウルフギャング


寒い日はやってくるキャサリン。


久々に私の作品、光の祝詞と「透過する仏」月光菩薩をだしました。この作品に出会った時の感動が甦ります。

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