数寄の心の結晶

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思いがけず、四君子苑に入ることができ、北村勤次郎の茶室を久方ぶりに体感いたしました。
茶事の時のうつろいの見事な演出、正客の位置から借景でうつる大文字の「大」、松永耳庵が命名した「沈散蘭」、池の底に配置されている丹波の春日部石、、、、等々、そのいわれをここで説明したいところですが、二十代の頃にお邪魔した折には、知らなかったこと、気がつかなかったこと、見えなかったこと、、、まるで違う空間を見るように眼に映りました。年を重ねるのもいいものだと思うのでした。

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このページは、が2012年6月10日 18:06に書いたブログ記事です。

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