2011年8月アーカイブ

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いただきもののこだわりの線香花火いろいろ。
三河伝承「大江戸牡丹」
九州三池、筒井時正の「不知火牡丹」
熊本の「有明の牡丹桜」
八女の「スボ手牡丹」と「長手牡丹」
儚く、かそけき、その光は夏の終わりの虫の音にこだまします。

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パリのギメの舞台で書にあわせて演奏していただいてからの、久々の名生先生のお舞台。
小さかったご子息の秀亮くんも立派になられて「石橋」の太鼓をつとめられました。先生はよく、「風の音、川の音、鳥の声」と一緒にとおっしゃいますが、何年か前にお願いした演奏のおり、森の中にいるような錯覚をおぼえたのを思いだしました。今回は静かな静かな波の音。そして鳥の声。以前の烈しさから年々、純粋に、自然の周波数にこだましていく様は芸の鍛練を教わります。井上先生の品格高い、佇まいは言わずもがなでした。

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石の下側が苔むして陰影になり、ゾッとするほど美しかった石の庭。

氷?

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こちらは暑くなると室礼に登場する大きなガラスのかたまりをオブジェに見立てたもの。凶器のように鋭い角度で怖いけれど涼しさを感じます。
今日は着物を着なければならず、気合いで八重山上布に芭蕉布の帯を選び、せめて気持ちに風を!と思いましたが、露出の高いお洋服より、かえって涼しく、あらためて夏衣の素晴らしさを再認識いたしました。

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3月に延期になっていた美術家の杉本博司氏の文楽の三日間限定公演にお招きいただきました。
横浜までのドライブは数寄者の友人の深い辛子色のアストンマーティン。見たことのないそのこだわりの色は60年代の再現のカリビアンイエローとのこと。気分が上がり会場に到着。
真っ黒のパースペクティブな舞台で期待が高まります。
岸本さんの映像、杉本さんの古美術、、、などの舞台演出は文楽の現代美術的な新しい解釈?本物の文楽の本質とは違う文脈は伝統芸能をくずす難しさを感じます。海外公演していく杉本文楽の夢はこの現代美術的手法が古典を知らない人には新しい美と発見を与え、知る人には惜しむ気持ちを残すのでしょうか。


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今年1月に新しくなって麻布台にもどってきたアメリカンクラブ。
以前のクラシカルな空気がなくなってモダンになりました。1928年の設立の歴史感あるデザインのリニューアルはできないものだったのでしょうか?老朽化した建物が新しくなると画一的になってしまうのはとても残念。
しかし、ハンバーガーの美味しさは以前のまま!大満足です!

七夕

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20110806_4e3d3163efa8c.jpgのサムネール画像


今日は旧暦の七夕。
昨日、京都お稽古で風流な生徒さんが八坂さんから短冊を持ってきてくださいました。願い事をかいて、皆さんと八坂詣いたしました。東京のお稽古場の庭の笹に掛けられた願い事もとどきますように。


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