守られている情趣

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神田の藪蕎麦で以前には気がつかなかった感動がありました。
注文した、「のり」が木箱に入って登場し、その箱には小さなタドンが仕込まれていたこと。そして、時折、たおやかな声の謡のような音曲が聞こえてきます。耳を澄ますとその主は、帳場の女主人でした。注文と挨拶が節にのって空間に響くのです。
すべての調和と細部に宿る美、日本の美意識が生きていました。もちろん、祭日に掲げる国旗もはためいて、とても和んだ一時でした。

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このページは、が2011年5月 6日 12:43に書いたブログ記事です。

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