芳町亭

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人形町の古き佇まいが残る路地にある芳町亭は、花柳小菊の住居だったそうです。間取りに踊りの稽古場らしき大広間が名残としてありますが、今や文化財ながら、お料理屋さんとして受け継がれています。主亡き後も空間が生き続けているということは現代においては貴重なことです。
民俗学者の神崎宣武先生からのお招きでした。先生にご案内いただく場所はいつも時代をタイムスリップいたします。
早16年も表紙の文字を毎号、書かせていただいている日本酒の沢の鶴さんの機関紙「酒みづき」で先生は連載をされており、初めてお目にかかったのが十年前でしょうか?民俗学者としての幅広い知識もさることながらフィールドワークでの古代史のお話も深く面白く、盛り上がりました。しかも宇佐八幡宮の宮司さまでもいらっしゃるので、昨年、私が神職の研修をうけたことでもビックリされ、いろいろご教示下さり、尽きない話題で梅雨の雨音も消えながらの、ねぎま鍋を美味しくいただきました。

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このページは、が2010年6月18日 22:10に書いたブログ記事です。

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