春爛漫の贈り物をいただきました。こんなに巨大なニコライバークマンは初めてです。色あいや花材が海外のアーティストならではの組み合わせ。これから作品を仕上げる無地の銀箔のパネルにあわせてみました。
ユーザー (#4)2015年2月アーカイブ
旧暦のお正月
川真田さんの根来の瓶子に山菜萸、加茂本阿弥椿、鶯神楽。
こうした表現もあります。
感謝と愛に溢れる感動の結婚式にお招きいただいた翌朝の庭には雪。清々しさが心に広がります。
ロンドンは活気があり人の流れ、ものの流れが変わった気がいたします。
街灯のこのマーク。どうみてもシャネル?たくさんあります。協賛かしら?気になります。
ロンドンのフリーメイソンの本部!さすがに立派です!
サンセバスチャンは19世紀からのリゾート地です。いつも泊まるホテル。マリアクリスチーナに当時のポスターがありました。クラシックなホテルでしたが、歴史を生かしながらモダンに上手にリニューアルされていました。
街を歩いていると雑貨屋さんが目に入り、上等な香水や洒落た小物があり、エレガントな婦人たちの姿が浮かびます。このスイミングキャップは決して使いませんが、カラフルな色がたくさんウィンドウに並び、つい買ってしまいました。
気になる文様がありました。
バスクのシンボルはバスク十字(ラゥブル)というカギ十字で、氷河期からの血統をもつバスク民族の古来からの伝統的文様であり今でも生活の中にとけこんでいます。天と地をあらわしているとも言われていました。
サンセバスチャンには男子だけが出入りできるキッチンサロン、美食倶楽部があると言われていました。
偶然、教会のそばでみつけました。ドアがあいてチラリと中が覗けましたが、たしかに男性だけが集まりお料理をつくり集っています。紋章は秘密倶楽部のようです。
メニューの書き方もさりげなく美しい。
サンセバスチャンの路地のバル巡り。未来形や古典形のいろいろなお店をはしごです。
ありそうでないカトラリー。何でもある世の中ですが、少しのサイズの変化で新鮮なものになりますね。
食の王国、サンセバスチャンのミシュランスターの中でも君臨する、ARZAKに久方ぶりにうかがいました。フェランの分子料理とは違って素材を生かしたお味はやはり美味しく、みな食べ過ぎといいながらもフルコースがするするおなかに入っていきます。さすが!バスク料理を率いているファン・マリです。この一皿はお魚が映像画面に乗って登場しました。
グッゲンハイムの一階の巨大なセラの彫刻にまた会えました。今回はテクスチャーの変化が目に入ってきました。
サイトンブリーの作品も印象的でした!
優しい色になりました。フォルムが変わってみえます。
オープン時には銀ぴかで凄い存在感のフランク・ゲイリーのクリエイティブに仰天しましたが、チタンの色が落ち着き、こうした建築も増えてきたからか静かに目に入ってきます。初めの感動が懐かしく思い起こされます。
見たことのない花火とローズの香りの煙からはじまるデザートでサプライズのバースデーをしていただきました。
緑に囲まれピクニックがテーマのレストランも雪の中に。
13年前に訪れたエルブジのフェラン・アドリアのお弟子のお店です。どれもドラマチックで美味しいですが、やはりフェランは超えられないようです。
ビルバオは雪。こちらの方々も驚いています。吹雪いたりやんだり雹になったり異常な気象に驚いています。
13年前にエルブジに訪れた以来のスペイン。
OMMというデザインホテルにしました。なかなか快適です。すぐ近くにカサミラがありました。ガウディの街にやってきました。
そして、今年は望月です。
神代文字の中のアヒルクサ文字を書くようになってから久しいですが、今回は北海道という場なので、すぐにアイヌ文字を書きたいと思いました。
洞爺の洞窟の遺跡は4世紀ころのものといわれて残っています。
書き出してみると、直線の記号の為、なかなか存在感を作れないように思い、コンセプトと芸術性は必ずしも一致しないと煮詰まりました。思考を止めて無になり書き出すと筆の力、墨の力でアイヌの大地、古代へのメッセージになったように思いました。あらためて天と地を繋ぐ筆の尊さを感じました。
小さいころから絵を書いたり、物を作ったり、美術が好きでした。小学校の卒業文集で将来の夢を、日本文化センターを世界中に作りたいと無意識に書いていました。思えば三つ子の魂、百まで。といいますが、思考や使命は生まれもってきたように思います。
両親の元に生まれ、こうして、好きなことを仕事にすることができた幸せを誕生日に感謝とともにかみしめています。
昨日の現場にチェックに参りました。バランスや黒の陰影、書き足さなくていいか、書きたくなるかと思いましたが、家具なども配置され完成と納得できました。
リカルドトッサーニさん建築、糸田敦子さんインテリアの力強いモダニズムの空間に書を主役にイメージしてくださり、十ヶ所に自由に書かせていただきました。北海道にちなみ、アイヌの古代文字、オーナーが世界的な音楽家ということでドレミファソラシドを書きました。
「MUSE NICECO」14日オープンです。