ユーザー (#4)2012年9月アーカイブ
朝、窓をあけるとすっかり秋の気配。
今回のホテルはヴォージュ広場のLE PAVILLON DE LA REINE 。コージーで落ちつきます。
きびしい場所にいると都会がありがたくホッといたします。マチュピチュからニューヨークにホッとするように、Parisの街の本物感に心が落ちついていきます。
エルミタージュ美術館でロマノフの肖像画だけをたどって1時間半。リアルな肖像画を前に系図を把握に没頭してしまいました。
どこの国も権力のもとに繰り返されることは同じ。人間の本能と煩悩を感じます。ロマノフ王朝が残したものは日本でいえば秀吉の金の茶室でしょうか?いえ、秀吉の方がまだオリジナリティーがあったかもしれません。フランスを追った美意識が残したものは、どこまでもコピー。なぜ独自の様式を生まなかったのでしょうか?サンクトペテルスの名前の響きとは裏腹なディズニーランドのような造作の街や宮殿にガッカリいたしました。
ワークショップが終わり校長先生と懇談後、教室をチラリと見ると、床に敷いた紙に残った墨でたくさんの絵が描かれていました。
私も紙と筆を見ると書きたくなります。墨を捨てずに書きたくなる彼らに嬉しくなりました。
エコバッグに作品を。それぞれ考えてたくさんの「愛」が表現されました。
毎年恒例の子供書道ワークショップ、久々に都市にやってきました。
国立の芸術学校。七才から九年間、デッサンや版画、陶芸、美術史など英才教育が行われています。芸術家を生む土壌を感じます。生徒さんたちからの質問の視点もユニークでした。はじめての書道に挑戦です。
スバースナクラヴィ大聖堂の中に入ると圧倒的なモザイクに目が奪われます。イコンの前のエナメルも鮮やかです。聖書を題材にした華麗なる絵巻物のよう。
ネヴァ川クルーズはエキサイティングでした。いくつもの橋をくぐり抜けながら水路を走り続けるとサンクトペテルスブルグの街が理解できます。この大聖堂はひときわキュートな外観が目を惹かれます。
988年にウラジミール大公がビサンチンからその教えを受け入れて以来、ロシア正教はロシア人の心の支えとして受け継がれてきました。
世界三大聖堂のひとつとされるこの聖堂、石階段で登ってみると展望台からのパノラマがひらけていました。
りえこ
120年前にできたクラシカルなレストラン。
本番ボルシチはビーツがふんだんで濃厚。ピロシキは揚げたものではなくパンです。
誰もいないシャルルド・ゴール空港。
木の天井が教会のよう。今まで気がつかなかった少し嬉しい発見。
この美しきトルソは室町時代。思わず衝動買い!私の光の祝詞にあわせるイメージが、、、
筆ペンを見直した、今回の企画。
みるみる進化します。今日から放映。お試しくださいませ。
