縁起物

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お稽古初めに今年は加賀の「福徳煎餅」を用意いたしました。12代藩主前田斉広公が金沢城二ノ丸御殿落成のお祝いに配ったお菓子です。少し前の金沢では子どもたちへのお年玉として利用されていたといわれます。金(黄色)銀(白)に見立てた砂金袋、福俵、打出小槌の形の最中皮の中に金華糖(砂糖菓子)の七福神が入っています。
今の時代は上等なお菓子で溢れているので遊びで眺めるだけですが、お砂糖菓子が貴重だった江戸時代から続く、変わらぬ形にことほぎを感じます。

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このページは、が2015年1月17日 13:42に書いたブログ記事です。

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