兎その参

| | トラックバック(0)
110120_103552.jpg

12年前の卯年に、兎の耳が仮名文字のように伸びやかと、もとめた着物。何だか可愛らし過ぎて一度も袖を通さず、、。もう一巡りした時の年齢を考えると恐ろしくなり、しつけ糸を切りました。
地模様が立体的に浮かび、葡萄(えびぞめ)色がこっくりして、袖を通してみると、やはり老舗の呉服店のお品は品格があります。紋は月。帯は兎に因んで波をあわせて。波の紫は貝染めの帝王紫です。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 兎その参

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://miyabigoto.com/mt/mt-tb.cgi/578

月別 アーカイブ

Powered by Movable Type 4.1

このブログ記事について

このページは、が2011年1月24日 22:57に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「細胞の呼吸」です。

次のブログ記事は「兎その四」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。