楊枝浄水加持

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今朝の京都は雪雲で今にも降り出しそうな空。
お隣りの三十三間堂へ。本来の名は蓮華王院。千体の十一面千手観音は、いつ拝見しても圧巻で、後白河上皇の栄華を感じます。ここは数量的な意識が信仰のひとつの特色になっています。
たまたま一年に一度の、やなぎのお加持が明日の為、幔幕が張られていました。上皇が頭痛持ちでいらして、それを平癒する鎮痛成分をもち、聖樹とされた「やなぎ」を用いる儀式が今でも受け継がれています。
ハイアットホテルは上皇の母であった待賢門院璋子の邸宅だったところ。今回のお部屋はB1でお庭に面していた為、角田文衛氏が生涯探究しておられた魅力的なる待賢門院に改めて思いを馳せ、氏の著書を再読してみようと思いました。

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このページは、が2011年1月15日 14:42に書いたブログ記事です。

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