幻の都

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バガンは874年34代目の王ピンビャーが現在見られる骨格をつくったと言われます。バガン王朝の栄華は1044年42代目の王アノーヤターが即位した時にはじまります。歴史としては古いわけではないのですが、幻想的なるイメージは南国だからでしょうか?
今、見渡せるのは煉瓦のパゴダだけの骨格ですが、寺院に鮮やかに残っている壁画に生き生きと描かれている絵図を見ると当時の王国の風俗、装束、道具、建築、、、が、わかり、交易で豊かだった都に再びタイムスリップいたします。
まさに黄金の国はジパングではなく、この王国だったのでは。まばゆいばかりに艶やかに輝く、南国のこの都に訪れた異国の人々の眼にはまさに桃源郷のごとく映ったことでしょう。
あらためて、マルコポーロの「東方見聞録」イタロカルウ゛ィーノの「見えない都市」を帰国したら読んでみたくなりました。

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このページは、が2010年12月 7日 18:13に書いたブログ記事です。

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