和紙越しの光と雨

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雨の愉しみには和傘があります。
欽明天皇の御代に大陸から渡来した唐傘が平安の頃の製紙と竹細工の技術で改良され、室町の頃には、ほば今の形に。そして徳川時代に普及されました。和紙と竹と糸の繊細な工芸は日本の美意識の技のひとつです。最近のものは手元と石突の素材が残念ですが、それでも優雅な気持ちになります。蛇の目は魔よけでもある意匠です。私は無地の紫と緑を好んで使っています。もちろん着物の装いの折に限ってですが、、、。

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このページは、が2010年7月 9日 16:56に書いたブログ記事です。

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