光華明彩

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伊勢神宮は全国の神社を巡ってくると比較的新しいことがわかる。しかし世界中の聖地は遺跡となり墟となっているなかで、誰が訪れても、「生きている聖地」を体験する。
伊勢神宮は正しくは「神宮」。内宮、外宮、十四別宮、百九所轄社、摂社、末社を含めて神宮という。
そのすべてが神への感謝のかたちを古儀を重んじ清浄を期し、心をこめ1300年日々くりかえされている。この貴い人々の祈りが生きている聖地をつくっている。天武天皇によって考えられた式年遷宮はまさに継承することが永遠をつくるという素晴らしい日本の心をあらわしている。

「伊勢神宮と神々の美術」展にかけこむ。私は通常イヤホンガイドは一切借りないが三輪明宏さんのガイドと知り心惹かれたが、時間が足りなく泣く泣くあきらめた。墨書土器の蔵長の文字、延喜式、沖ノ島出土の五弦琴、私の好きな楊筥、八幡三神の女神坐像が印象的。東京国立博物館平成館で6日まで。

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このページは、が2009年9月 3日 12:58に書いたブログ記事です。

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