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この映画はフランス南部の村の小学校が給食を全部オーガニックにするという挑戦を追ったドキュメンタリー。
冒頭、ユニセフでのがん研究者たちの会議のシーンがリアル。
生産性や価格重視で利益を追う為に農薬など化学物質が食の世界を支配するようになってから、歴然と病が人間を蝕み、大地や環境を破壊している。食の世界だけではおさまらない。
日本の昔の農業は、3割が人間、3割が虫、3割が土、1割が神様といっていたという。人間が10割という欲望が怖い。
「誰かのせいにするのではなく、自分で、はじめる」このメッセージは今のすべての世界に通じる。行動する時を感じさせてくれる貴重な映画。