かたちとこころ

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祭式作法には日常生活の基本の形がすべて入っている。正座、直立、き居、蹲踞、叉手、祗候、起座、著座、起床、著床、著列、歩行、屈行、膝行、曲折、回転、居拝、起拝、立拝、揖、平伏、磬折、拍手、警蹕、扇法、執方、持方、扱方、、、、、すべて決められたかたちがある。古は作法は人を見て学び、次第に伝えられるようになった。家庭教育でも祖父母から厳しく習うなど伝達があったが、現代はかつてあたりまえのようにできていた作法も茶道などで一部が伝えられるだけになってしまっている。
こころはかたちを求め、かたちはこころを進めると古人はいう。作法は古儀を尊び秩序を重んじる。秩序を重んじることは礼儀の本体であり心なのだ。

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このページは、が2009年8月 8日 12:20に書いたブログ記事です。

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